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日本の精進料理

日本の精進料理

仏教が大陸から流入してきた頃からすでに精進料理は存在したと考えられるが、古代における「精進」という言葉は粗末なものという意味で用いられたもので、魚肉を禁じたとするのは仏教における解釈に過ぎないとする説もある(谷川士清『倭訓栞』)。また、神道の場合においては仏教よりも肉食への規制は緩かったものの、信仰する神とゆかりのある動物の肉は禁忌とされ、そうした肉のみを除外した料理も一種の精進料理であった(春日大社の鹿肉、八幡神社の鳥肉など)。

精進料理が本格的に発達したのは鎌倉時代以降とされる。鎌倉時代以降の禅宗の流入は、特に精進料理の発達に寄与した。平安時代までの日本料理は魚鳥を用いる反面、味が薄く調理後に調味料を用いて各自調製するなど、未発達な部分も多かった。それに比べて禅宗の精進料理は、菜食であるが、味がしっかりとしており、身体を酷使して塩分を欲する武士や庶民にも満足のいく濃度の味付けがなされていた。味噌やすり鉢といった調味料や調理器具、あるいは根菜類の煮しめといった調理技法は、日本料理そのものに取り入れられることになる。また、豆腐、氷(高野)豆腐(凍豆腐)、コンニャク、浜納豆(塩辛納豆ともいう)といった食材も、精進料理の必須材料として持ち込まれたと考えられる。

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2008年09月30日 18:46に投稿されたエントリーのページです。

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